桑名市の伝統工芸等
東海道の港町・城下町・宿場町として栄えてきた桑名。その桑名に受け継がれる「技」は、長い歴史の中で、磨かれ・守られて、更なるこだわりを求め続けています。
萬古焼 | |
---|---|
桑名の豪商沼波弄山(ぬまなみろうざん)によって、江戸時代中期に始められたもので、長く後世まで残るものをという願いから、「萬古不易」という銘が刻まれた焼物で、桑名が発祥の地です。 |
|
鋳物 | |
日本有数の鋳物生産地。本多忠勝が桑名城の築城にあたり造らせたのが起源とされ、明治以降は産業機械器具にも領域を拡げ、現在は薄物を得意とし、鋳肌の美しさ、寸法の正確さで知られています。 |
|
刃物 | |
室町時代より多くの名工を輩出し、江戸時代後期には刃物類の産地を築き、切れ味の良さには評価が高いものがあります。 |
|
桑名箪笥 | |
木曽・長良・揖斐の三大河川の河口に位置することから、上流から切り出された木材の集積地として栄え、それを加工する木工業が発達しました。箪笥は城下町だったことから需要も多く産地としての条件が揃っていました。釘を使わない「あり組」といった特殊な製法をとっています。 |
|
かぶら盆 | |
江戸時代後期、松平定信が文人画家の谷文晁(たにぶんちょう)に命じ、かぶらの絵を描かせて将軍家へ献上しました。かぶらの丸は家庭円満を、根ひげは子孫繁栄にたとえられ、縁起ものとして現在も重宝されています。 |
|
和太鼓 | |
かつて鈴鹿山系北部では良質な欅(けやき)が産し、員弁川の水運により木材が集まったことから、太鼓製造の一大産地となりました。昔からお祭りに欠かせないもので、原木をくりぬいて形を整え丹念に削って木目を出し、両面に皮を張って出来上がります。 |
お問い合わせ先
桑名市 産業振興部 商工課 商工振興係
TEL:0594-24-1199
FAX:0594-24-1140
TEL:0594-24-1199
FAX:0594-24-1140